千葉県商工会、青商会が緊急集会
総聯千葉・千葉支部副委員長殺害および本部会館放火事件と関連し、千葉県商工会は23日、朝銀千葉本店で緊急集会を開いた。
県商工会の南浩晃会長が発言し、みんなの大切な同志であった羅勲千葉支部副委員長が虐殺された今回の事件は単純な刑事事件ではなく、一連の反共和国、反総聯策動が生んだ民族排他的な反動テロ行為だと指摘した。また羅副委員長の命を奪い、同胞たちの血と汗の結晶である本部会館を燃やした犯人を絶対に許さないという同胞商工人らの心を一つに集め、組織を守り、在日朝鮮人運動をさらに発展させるために前進していこうと呼びかけた。
総聯本部の徐昌武委員長が事件の経過報告を行い、いくら活動条件が不便で困難が多いといっても団結して運動を中断なく繰り広げていくと強調。事件の真相と犯人の逮捕、背後関係の究明が1日も早く成されるようたたかうと述べた。さらに県下の活動家と同胞が団結し、団結の象徴である本部会館を1日も早く復旧させようと呼びかけた。
集会では、警察当局が犯人逮捕と事件の真相を早急に究明し、総聯組織と在日同胞に対する人権侵害事件を防止するための措置を取るよう求める決議文を採択した。
千葉県青商会幹事らも22日、総聯千葉県本部仮設事務所で緊急集会を開いた。
参加者らは犯人への憤りを噛み締めながら、団結した力でこの事態に対処していくことを討議、決定した。