羅勲千葉支部副委員長の告別式、総聯葬でしめやかに営まれる
さる15日、総聯千葉県本部会館で宿直中に何者かに殺害された総聯千葉・千葉支部の羅勲副委員長の告別式が27日、総聯葬として、東京・北区の東京朝鮮文化会館でしめやかに営まれ、総聯中央の徐萬述第1副議長をはじめ故人の遺族、総聯活動家と同胞、学生らが参列した。
参列者全員の黙祷、故人の経歴紹介に続き、徐第1副議長が、金正日総書記の配慮により、羅副委員長に国旗勲章第1級と愛国烈士証が授与されたことを参列者に伝えた。
共和国各機関から寄せられた弔電の紹介に続き、葬儀委員長の権淳徽副議長が弔辞を読み上げた。
権副議長は、全総聯活動家と在日同胞は、大切な同志を失った悲しみと同志を奪った犯人に対する怒りで震えていると述べながら、総聯中央常任委員会の名で、羅勲副委員長の遺族に深い哀悼の意を表した。
また、羅副委員長は同胞のためならば昼夜を分かたず笑顔で働き、同胞と苦楽を共にし、同胞に信頼され愛された同胞の真の忠僕だったと指摘。故人の遺志を受け継ぎ、同胞社会の発展と国の統一のために全力を尽くしたいと述べながら、われわれは愛国烈士羅勲同志を永遠に忘れないだろうと結んだ。
総聯千葉県本部の徐昌武委員長は弔辞で、「(息子は)組織が育ててくれ、組織と結婚した」と話していた羅副委員長のオモニを、総聯千葉組織全員がオモニとしてみんなが息子代わりになって支えていくことを決めたと述べた。
また総聯千葉支部の白成一委員長は弔辞で、羅副委員長の功績は支部の運動史に末ながく残るだろうと指摘し、故人の分まで祖国統一と支部の強化、同胞社会の発展のために尽くしていきたいと述べた。
さらに日本人士を代表して千葉朝鮮問題研究会連絡協議会の横堀正一代表が弔辞を述べた。
日本各地からの弔電が紹介された後、遺族をはじめ参列者全員が故人の遺影に献花した。