汎青学連南側本部・「韓総連」の黄代表、板門店を経て南へ帰還
祖国統一汎民族青年学生連合(汎青学連)南側本部・「韓国大学総学生会連合」(「韓総連」)の黄嬋代表(徳成女子大学4年)が3日午後、板門店を経て南側へ帰還した。
黄代表は「民族の和解と団結、統一のための大祭典」と北側歴史遺跡共同踏査・共同学術討論会に参加するため、金大元代表(建国大学4年)と共に、去る8月7日に訪北していた。
板門店では、祖国統一民主主義戦線中央委員会の呂遠九議長、開城市人民委員会の金一山委員長、汎青学連北側本部の金仁鎬議長、開城市内の数百人の青年学生が見送った。
帰還に先立ち、黄代表の無事帰還と「国家保安法」撤廃を求める汎青学連共同集会が板門閣前で催された。
一方、黄代表を歓送する平壌市民集会が同日午前、平壌体育館前広場で開かれた。平壌市人民委員会の梁万吉委員長が演説し、「韓総連」に平壌市民とすべての北側人民のあいさつを伝えたいと語った。
また2日には、汎青学連北側本部による歓送宴が高麗ホテルで催された。
共和国赤十字、身辺安全保障を要求
共和国赤十字会中央委員会の李星鎬委員長代理は2日、南朝鮮赤十字社の鄭元植総裁にファクスを送り、南当局が黄代表の無事帰還と身辺安全を保障するよう協力することを期待すると指摘した。
第2回北側歴史遺跡共同踏査実現目指し集会
第2回北側歴史遺跡共同踏査の実現を目指す汎青学連共同集会が10月31日、平壌の青年中央会館前広場で催され、北側本部の金仁鎬議長、南側本部・「韓総連」の金大元、黄嬋両代表、海外本部の李政秀、呉泳哲両共同事務局長、市内の青年学生らが参加した。集会では共同決議文が採択され、第2回踏査実現のため、力強くたたかうと強調した。 (以上朝鮮通信)
黄代表、保安法違反容疑で拘束
黄代表は3日、板門店を経て南側に帰還後、「国家保安法」違反容疑で「国家安全企画部」に身柄を拘束された。