千葉県商工会代表、県警に殺害・放火事件の早急な真相究明を要求
千葉県商工会の代表らが10月30日、千葉県警本部に対し、総聯千葉支部活動家殺害・放火事件の早急な真相究明を要請した。要請は千葉県議会議員会館で行われ、県商工会の鄭仁洙、韓光煕の両副会長と韓龍理事長、千葉地域商工会の呉博信副会長ら一行が訪れた。栗山栄子県議が同行した。
一行は県警本部に、23日の県商工会緊急集会で採択した決議文を提出した。決議文は、警察当局が早急に犯人を逮捕して事件の真相を究明し、総聯組織と在日同胞の人権侵害事件を防止するための措置を取るよう要求している。
一行は、今回の事件が日本当局の一連の反共和国、反総聯キャンペーンが行われている中で起きた犯罪行為であり、総聯結成以来かつてなかった民族排他的で悪質な事件だとしながら、1日も早い犯人逮捕と事件の背後関係の究明を求めた。また、総聯組織と朝鮮学校生徒に対する嫌がらせや暴行、暴言事件を未然に防ぐための効果的な措置を早急に取るよう求めた。
千葉県警総務部広報課課長代理は「犯人逮捕のために全力を尽くしている」と答えながら、今後、在日朝鮮人への人権侵害行為を防止するために担当部署である生活安全部に要請内容を伝えると述べた。