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平壌で第9回全国プログラム・コンクールと展示会


 第9回全国プログラム・コンクールおよび展示会が10月26日〜11月2日、平壌の3大革命展示館で開催された。コンクール・展示会には金正日総書記の教えに従って全国各地の科学者、技術者がプログラム開発技術を一段階さらに高める過程で開発したプログラムが出品された。

 文字認識プログラム分科、機械翻訳プログラム分科、音声認識プログラム分科に分かれて行われたコンクール部門では、朝鮮コンピュータセンターの朝鮮語文書認識システム「木蘭」(第3版)、機械翻訳プログラム「万景峰1・0」と科学院数学研究所の朝鮮語音声認識機「七宝山」が特等に、金日成総合大学の朝鮮語音素単位に基づいた連続音声システム「127−3」などが1等に選ばれた。

 プログラム展示部門は、システム・情報処理プログラム分科、資料・経営業務プログラム分科、設計プログラム分科、医学プログラム分科、教育・多媒体プログラム分科、計算・操縦プログラム分科に分かれて行われた。

 2日の閉幕式には最高人民会議常任委員会の李鐘玉名誉副委員長、科学院の李光濠院長ら関係者とプログラム専門家、開発者らが参加し、優秀な作品への表彰と、この1年間、プログラム研究開発で成果を収めた研究者に学位が授与された。(朝鮮通信)

  【注】 金正日総書記は2月8日、全国プログラム・コンクールおよび展示会を視察した際、最先端科学技術を開発し利用するうえで、プログラム技術発展に力を入れなければならないと述べた。そして、この事業を長期的な展望をもって発展させるためには、後継者養成体系を徹底的に立てて技術力量を強化し、物質的手段を立派に整えると同時に、教育機関で低学年の時からコンピュータ教育を行わなければならないと語った。また経済の主体化、近代化、科学化を実現するうえでプログラム技術が効果を上げるためには朝鮮式のコンピュータ工業を発展させ、人民が必要とするプログラムを開発しなければならないと述べた。