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京都・山科同胞会館が竣工


 京都市山科区小野に移転新築された山科同胞会館の竣工式が10月25日に行われ、総聯京都府本部の金光洙委員長、総聯山科支部の朴正好委員長、建設委員会の金永来委員長(山科商工会会長)をはじめ110人が参加した。

 建坪61坪、鉄筋3階建てで、総聯と女性同盟の山科支部と山科商工会が入居し、多目的ホールも備えている。

 会館新築は、朝銀近畿山科支店ビルに入居していた山科商工会が、同支店と左京支店の統合にともなって事務所を移す必要が生じたことがきっかけ。地元同胞らが対応策を検討する中で、築40年となった旧会館を移転新築して総聯と女性同盟支部と商工会を同居させ、地域同胞の政治、経済、文化の活動拠点にしようとの方針が決まったという。

 木造1階建てで交通も不便だった旧会館に比べ、新会館は鉄筋3階建て、地下鉄小野駅から徒歩2分と便利になった。金建設委員長は、「会館を広く同胞に開放して、歌や踊り、チャンゴなどのサークルにも活発に利用されるようにしたい」などと語っていた。