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共和国内閣、経済活性化の決定採択


 共和国政府機関紙、民主朝鮮10月17日付は、内閣でこのほど、金日成主席が1990年5月24日の最高人民会議第9期第1回会議で行った施政演説「わが国の社会主義の優位性をさらに高く発揮させよう」で示された経済課題を貫徹する決定を採択したと報じた。その内容は次のとおり。

 金正日総書記は、主席の思想と指導を指針にして共和国を主席の意図通りに発展させるため、新たに組織された共和国政府が主席の施政演説を国政として堅持することを提示した。

 内閣の決定は、施政演説で示された綱領的課題の貫徹は、国の経済を活性化させて富強な祖国を建設するうえで非常に重要で切迫した課題だと強調し、その実践的対策を示した。

 まず、社会主義強盛大国建設の思想的砦を占領することを優先させるべきだと述べ、総書記の思想と指導に従い、主席の建国業績を守って最後まで輝かせるための課題を示した。また、全社会のインテリ化をはじめ文化革命を進めるうえでの課題も示した。

 次に、社会主義強盛大国建設の物質的砦を占領することについて述べ、省と中央機関、道人民委員会、当該機関で、総書記誕生60周年(2002年)を民族最大の慶事として迎えるため、朝鮮式経済構造の威力を強化し、国の経済を立て直すたたかいを行い、今後数年間に到達すべき目標を明確に示した。

 次に、軍事強国の尊厳を誇れるよう、防衛力を固めるのに必要な条件を整えることについて述べ、省と中央機関、道、市、郡人民委員会、当該機関が軍の威力を強化し、軍人生活に必要な物資を随時保障、軍民一致の伝統的美風をさらに発揮することを強調した。

 次に、経済の作戦と指揮を立てることについて述べ、自立的民族経済建設路線を最後まで堅持し、経済管理をはじめ社会生活の全分野で主体性と民族性を固守し、社会主義の原則を徹底して守ることや、人民経済の計画規律、内部予備動員と増産節約を強化することについて指摘した。

 また、すべての経済部門の指導幹部が、城鋼(城津製鋼連合企業所)の炎に従って社会主義建設で新たな千里馬大高揚を起こし、自力更生の革命精神、江界精神で難関を克服し、今日の強行軍を楽園の行軍に変える組織政治活動を行うことについても強調した。