平壌で尹伊桑統一音楽会
尹伊桑統一音楽会が3〜5日、平壌の牡丹峰劇場と尹伊桑音楽堂を会場にして催され、宋錫煥文化省副相、尹伊桑音楽研究所の金貞鎬所長、尹氏の未亡人である李水子氏、市内の芸術家らが鑑賞した。
音楽会には、南朝鮮統一文化財団の崔鶴来事務総長(ハンギョレ新聞論説委員)を団長とするソウル演奏団も参加した。同演奏団は10月31日に空路平壌に到着、7日に出発した。
舞台では、尹氏が残した150余作品の中から、ハープと管弦楽による「序奏と追想」、交響詩曲「光州よ永遠に」などが披露されたほか、サムルノリやパンソリなど、ソウル演奏団による作品も上演された。
北と南の芸術家たちは、洗練された指揮とテクニックで作品のテーマを見事に再現。とくに、北と南の芸術家たちが一緒に歌った「われらの願いは統一」は深い余韻を残した。
今回の音楽会は、自主、平和統一、民族大団結の祖国統一3大原則に基づいて統一を実現しようとの人々の意志と、常に誇りとしてきた民族音楽の魂を発揮した、統一音楽の舞台となった。(朝鮮通信)