ニュースフラッシュ
共和国への食糧支援継続を/国際赤十字社会長
タイ正義力量党代表団と会見/桂応泰書記
米兵遺骨9柱を引き渡す/今年の発掘作業終了
南は黄代表の即時釈放を/汎青学連北側・海外両本部共同声明
金永南委員長、フジモリ大統領に祝電/国境画定協定締結で
都知事に人権侵害再発防止を要請/総聯東京代表ら
共和国への食糧支援継続を/国際赤十字社会長
国際赤十字社・赤新月社連盟のアストリッド・ハイベルグ会長一行が7日に平壌に到着、9日に高麗ホテルで記者会見した。同連盟の駐朝代表団のステン・スウェドールランド団長が同席した。会長は、訪朝中に各地の協力対象を見て回ったと述べ、今後も共和国への食糧提供を続ける十分な根拠があると指摘。国際社会と寄贈者たちにこのことを公に話したいと語った。
同日、最高人民会議常任委員会の金永南委員長が平壌の万寿台議事堂で一行と会見した。(朝鮮通信)
朝鮮労働党の桂応泰書記は6日、タイ正義力量党代表団(団長=シンスウォン党首)と、平壌の万寿台議事堂で会見した。(朝鮮通信)
板門店で6日、第5回米兵遺骨共同発掘作業で発掘された遺骨9柱が米軍側に引き渡された。朝米間の合意に基づき4月中旬に始まった5回にわたる発掘作業が終了した。今年の発掘作業では計22柱を発掘、すべて米軍側に引き渡した。
朝米が依然、交戦関係にあり、大規模な対共和国戦争演習が相次ぐ中、朝鮮戦争当時に共和国北半部で死亡した米兵の遺骨発掘作業が続けられたのは、共和国の人道的努力の結果である。発掘作業の今後の成果如何は、全面的に米国側にかかっている。(朝鮮通信)
南は黄代表の即時釈放を/汎青学連北側・海外両本部共同声明
訪北を終えて3日に南側に帰還した、祖国統一汎民族青年学生連合(汎青学連)南側本部・「韓国大学総学生会連合」(「韓総連」)の黄嬋代表(徳成女子大4年)が当局に拘束されたことと関連し、汎青学連北側・海外両本部は6日、共同声明を発表した。声明は、民族大団結と祖国統一に貢献した黄代表を拘束した当局の行為を反民族・反統一的犯罪と見なし、全民族の名で非難すると指摘。黄代表の無条件即時釈放と「国家保安法」撤廃、「国家安全企画部」解体を求めた。
一方、朝鮮学生委員会も8日に非難声明を発表した。(朝鮮通信、関連記事6面)
最高人民会議常任委員会の金永南委員長は4日、ペルー・エクアドル間に国境画定のための平和協定が締結されたのに際し、ペルーのフジモリ大統領に祝電を送り、50余年間続いた国境紛争が平和的に解決されたことは、ラテンアメリカのみならず、世界の平和と安全に大きく寄与するものだと指摘した。(朝鮮通信)
総聯東京都本部の金守埴委員長、東京都商工会の宋斗満会長、女性同盟東京都本部の朴愛淑委員長、東京朝鮮中高級学校の具大石校長ら代表7人が4日、青島幸男都知事を訪れ、共和国の人工衛星打ち上げを機に起こっている、在日朝鮮人に対する人権侵害の再発防止を求めた。日朝友好促進東京都議会議員連盟の宇田川芳雄会長、河合秀二郎事務局長が同席した。
金委員長は、日本政府が「弾道ミサイル」と主張して対決姿勢を取ったため、在日朝鮮人の生活権を脅かす深刻な事態が起こっていると述べ、朝鮮学校の生徒たちが心配なく学校に通えるよう、適切な措置を取るよう求めた。これに対し青島知事は、現在起こっている事態に憤りを覚えると述べ、これ以上起こらないよう努力すると語った。