sinboj_hedline.gif (1986 バイト)

奈良総聯県本部と県商工会に脅迫郵便物


 総聯奈良県本部と奈良県商工会代表らは11日、奈良警察署を訪れ、同商工会にカッターナイフの刃が同封された脅迫状まがいの郵便物が届けられた事件の捜査および犯人の早期逮捕を求めた。

 郵便物は9日午後、同商工会事務所に届いた。速達で、7日の発信地消印がある。中にカッターナイフの刃7枚と、同胞商工人を中傷する内容の、書籍か雑誌記事のコピー片が入っていた。差出人が「PL学園高等学校」とあったため、総聯県本部が同校に連絡したところ、学校の名をかたったイタズラ行為が時おり起きているとの返事があったという。

 代表らは要請後、県庁で記者会見し、金昌孝理事長がコメントを発表、日本経済発展の一翼を担って日本国民との親善を深めることも旨とする商工会に対する、卑劣な行為を許すことはできないと指摘した。