南の与野党総裁会談について朝鮮中央通信が論評
【13日発朝鮮中央通信】 南朝鮮の現執権者は10日、「国民の政府」出帆後初めて新政治国民会議総裁としてハンナラ党の李会昌総裁と会談。「消耗的な政争」の中止や与野協議体の設立などの共同発表文を出し、今会議に意義を付与しようとした。
この9ヵ月間、党利党略を追求する与野党間の争いのため、「国会」はマヒ状態に陥ったが、今回、劇的な休戦が宣布された。
だがこの与野党総裁会談に、連立与党の自由民主連合(自民連)が最初から排除された事実は注目を集めた。
現執権者は、自民連と約束した「内閣制改憲」を放棄し、5年の「大統領」任期を全うするため、次期「大統領」の座を狙う李会昌を味方につける一方で、今回の与野党総裁会談で同盟者である自民連を公に排除した。結局、今回の与野党総裁会談は、新たに多くの問題点を残しただけでなく、同床異夢的な葛藤を露にしただけだ。(朝鮮通信)