大阪で第21回医協学術報告会
第21回医協学術報告会(主催=在日本朝鮮人医学協会)が15日、大阪市内のホテルで開かれ、同胞医師と薬剤師、検査技師、看護婦、鍼灸柔整士、医療系同胞学生ら150余人が参加した。
開会式では総聯中央の朴点石教育局長があいさつし、医協の朴相鉉会長が開会の辞を述べた。
午前中は9つの分科会で33編の研究発表が行われ、昼食時には、今回初の試みである「ランチョン・セミナー(ランチを食べながらのワンポイントセミナー)」が開かれた。参加者たちは「アルコール依存症」、「ビタミンを考える」、「マイナスイオン療法」、「便秘解消法」から好きなテーマを選び参加した。
午後の全体会では朝鮮学校の保健事業に関する報告と提言、老人保健施設「ハーモニー共和」(大阪)の紹介、特別講演「在日同胞と介護保険・年金問題」(花園大学の愼英弘助教授)、教育講演「環境ホルモンについて」(医協中央の金○全(○は王へんに文)顧問)などが行われた。
閉会式に続いて交流会が行われ、各地から訪れた同胞医療人たちは歓談しながら親ぼくを深めた。