「再び狙われたチマ・チョゴリ」/人権侵害調査委員会が緊急報告書
緊急報告書「再び狙われたチマ・チョゴリ」(朝鮮人学生に対する人権侵害調査委員会編)が発行された。
同調査委員会は、共和国の人工衛星打ち上げ後、9月に入って相次いだ朝鮮学校生徒に対する暴行・暴言事件を憂慮した朝・日の弁護士、学者、ジャーナリスト、人権活動家ら25人が9月21日に結成。聞き取り調査や関係各方面への要請などを行ってきた。緊急報告書には、被害者4人からの聞き取り内容とその他の事例、事件の背景と問題点および事件の法的評価に関する記事、提言と関連資料が収められている。
この種の事件は収まるどころか11月に入っても続いている。同報告書は、事件の再発防止を求めていくための貴重な資料となるだろう。
【価格】450円
【問い合わせ】在日本朝鮮人人権協会
TEL03−3812−6800