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「スパイ船」侵入は南軍部の反北謀略


 【23日発朝鮮中央通信】 南朝鮮当局が20日早朝、朝鮮西海岸の江華島付近でわれわれの「スパイ船」が侵入したとして、その一帯に「非常警戒令」を下し捜索作戦を繰り広げたが、これは、南北間の緊張と対決を追求する南の軍部好戦分子の計画的な反北謀略策動だ。

 反北謀略を作り上げる理由は明白だ。最近、南朝鮮・現代グループの鄭周永名誉会長が平壌を訪問して金剛山観光事業が成功裏に推進されていることと関連し、南の各界各層人民の中では日増しに対北憧憬心を抱くようになっており、南北間の和解と団合を願っている。これに不安を感じるようになった南当局者は、北に注がれている関心を他方に向けるため、米国の後押しのもとありもしないわれわれの「地下核施設疑惑」について騒ぐ一方、朝鮮半島の情勢をさらに緊張させようとしている。

 さらにクリントン米大統領の南朝鮮訪問に焦点を合わせて謀略を行うことで、共和国が情勢を緊張させようとしているかのように企んでいる。