連邦制統一が最も現実的/労働新聞
労働新聞11月26日付は論説で、朝鮮統一の最も現実的な方法は連邦制方式だと強調し、次のように指摘した。
朝鮮人民は半世紀もの長い歳月、外勢による国土分断と民族分裂によって数知れない不幸と苦痛をなめている。しかも、今日に至っては、内外の好戦勢力の無謀な新戦争挑発騒動による危険と隣り合わせで生活しなければならないという悲劇的な状況にある。
この現実は、朝鮮半島で強固な平和を保ち、1日も早く平和統一を実現することを求めている。
朝鮮民族の志向と国に生じた現実は、1民族、1国家、2制度、2政府に基づいた連邦制方式による民族統一国家を創立することが最善の方法であることを実証している。
この方式による統一は、自分の思想や制度を強要せず、互いに容認したうえで連合することになっており、一方の優位や利益を追求することがなく、誰にも被害を与えない公明正大な方法だ。また、共存の原則で統一問題を解決するので、紛争や衝突も起きない。
連邦制統一は、朝鮮半島に異なる思想と制度が存在していることから、国の平和を固定し、統一問題を民族共同の要求と利益に沿って民族全体の力で自主的、平和的に解決できる、最も現実的で合理的な方法となる。(朝鮮通信)