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京都婦人会議、25周年で「日朝友好女たちのつどい」


 日朝友好促進京都婦人会議発足25周年記念「日朝友好女たちのつどい」が6日、京都府内のホテルニュー京都で行われ、朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会代表の清水澄子参院議員、京都大学の上田正昭名誉教授ら府・市議会の議員、府下の同胞ら約200人が参加した。

 一部ではまず、婦人会議の木本茂野世話人代表があいさつし、清水澄子議員が「21世紀に向けての日朝友好運動とは」と題して記念講演をし、真の友好関係を築くためにこれからも共に尽力していこうと呼びかけた。

 清水寺の森清範貫主と総聯京都府本部の金英鉄副委員長が祝辞を述べた後、スライドが上映され、共和国の子供たちに送るミルク代が女性同盟中央の金貞花副委員長に手渡された。

 スライドでは、73年12月に20数人の小さなグループから始まった婦人会議の活動が紹介された。朝鮮料理や朝鮮語の教室、日本の中の朝鮮文化を訪ねるツアーや朝鮮学校の処遇改善を求める街頭活動など、日朝の友好親善と在日朝鮮人の権利擁護のため、幅広い活動を展開してきた姿が次々と写し出された。

 2部では、祝賀宴が催された。

 女性同盟右京支部の沈美鈴副委員長(45、非専従)は「婦人会の活動を紹介するスライドを通じて学ぶことがとても多かった。在日同胞の権利擁護、朝・日の友好親善を図るための運動が私たち在日同胞だけの力だけでなく、こうした日本の人々の支援と協力のもとで行われていることを改めて実感した。これからも互いに手を取り協力していきたい」と話していた。