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パンフ紹介/「同胞の人権と生活」8号


 特集は「世界人権宣言50周年と在日同胞の人権」。国連は1948年12月10日、あらゆる差別の撤廃をうたった世界人権宣言を採択した。在日同胞はこれを一つの推進力として権利擁護・獲得運動を続けてきたが、日本政府は依然、在日同胞の人権を踏みにじる政策を取り続けている。特集では、その歴史を概観した「たたかい重ねて権利を擁護、拡大」(同胞法律・生活センターの殷宗基所長)をはじめ、「いつまで朝鮮学校いじめを続けるのか」(ジャーナリストの金幸州氏)、「21世紀と若い同胞世代の役割」(青商会の崔英俊副会長)などの記事が並ぶ。11月に開かれた「在日同胞の生活と権利シンポジウム」で大きな反響を呼んだ花園大学の慎英弘助教授の報告「在日同胞社会と福祉」や「日本社会の反アジアと私たちの民族的アイデンティティ」(朝鮮大学校の高演義教員)も読み応えがある。

  頒価=800円、発行=在日本朝鮮人人権協会