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アジア大会/ペ・ギルスが男子体操あん馬で金


 【バンコク発=本社記者高英民】第13回アジア競技大会の10〜13日の競技で、共和国の選手らは新たに金3つ、銀7つ、銅3つのメダルを獲得した。共和国は大会8日目を終えて金5、銀11、銅5のメダルを獲得しており、参加した41の国・地域の中で7番目につけている。

 11日は男子射撃チーム(キム・ジョンス、キム・ヒョヌン、キム・ミョンソプ)が25メートルスタンダードピストル団体戦で優勝、女子卓球団体(キム・ヒョニ、トゥ・ジョンシル、ウィ・ボクスン)が準優勝、カヌー女子カヤックフォア500メートル(リ・ジョンファ、パン・ミョンスン、リ・ミョンボク、カン・ヨンスク)で3位に入った。

 10日には、男子体操のあん馬でペ・ギルスが安定した実力を発揮し金メダルを獲得したのをはじめ、女子体操段違い平行棒でカン・スニョン、男子体操平行棒でチョン・ウチョルとキム・チャンギュ、そして男子ラピッドファイアピストル団体でキム・ヒョヌン、キム・ミョンソプ、リュ・ヨンマンがそれぞれ準優勝。女子高飛び込みでチェ・ミョンファが3位に入った。

 9日にも男子柔道81キロ級のクヮク・オクチョルと女子重量挙げ58キロ級のリ・ソンフィが準優勝。男子重量挙げ69キロ級のキム・ミョンジュンも3位に入った。

 団体種目でも快進撃が続き、女子ハンドボールでカザフスタンを32−28(10日)、女子サッカーは日本を3−2(同)、女子ソフトボールでは台湾を3−2(同)、男子サッカーではインドを2−0(11日)でそれぞれ破った。

 一方、朝高生として初めて共和国代表になったボクシング・ライト級の白永鉄(大阪朝高)は10日の準々決勝で、モンゴル代表に1ラウンド1分55秒RSCで敗れ、8強にとどまった。

 日本との対戦でハットトリックを決めた女子サッカーのキム・クムシルは、「困難な状況の中で頑張り続けている祖国の人々を喜ばせたくて、全力をぶつけた」と話した。