ニュースフラッシュ
沖縄駐屯米4軍の統合演習を非難/労働新聞
駐インドネシア新任大使に金炳弘氏
南当局の「スパイ船」騒動に言及/祖国平和統一委員会
李会昌の実弟を政治資金法違反容疑で逮捕
南のミサイル発射は北侵戦争挑発/祖国平和統一委員会談話
スペイン共産党大会に祝電/朝鮮労働党中央委員会
労働新聞11日付は、沖縄駐屯米海兵隊を中心に陸海空各軍部隊が参加する米第4軍統合演習について論評し、共和国を打撃圏内に置いて陸海空から攻撃する多面的な試験作戦であり、また「5027作戦計画」が進んでいる時に行われることから、その侵略的性格と危険性が浮き彫りになっていると非難、次のように指摘した。
最近の朝鮮半島情勢は大変緊迫した状態にあり、米国はすでにわれわれに宣戦布告したも同然だ。このような時に共和国を狙った打撃作戦訓練が沖縄で行われることは、新たな朝鮮戦争が刻一刻と迫っており、勃発が時間の問題であることを示唆している。同演習は「5027作戦計画」実行の一環であり、沖縄の米軍と米軍基地の作戦準備態勢を完成させ、朝鮮戦線に即時投入するためのものだ。米国はすべての面で戦争準備を完成させ、その口実を探している。このような条件下で共和国は、最終勝利のための正義の革命戦争を準備せざるを得ない。(朝鮮通信)
10日発朝鮮中央通信によると、最高人民会議常任委員会政令により、駐インドネシア新任大使に金炳弘氏が任命された。(朝鮮通信)
祖国平和統一委員会(祖統委)書記局は10日、報道第774号を発表し、南朝鮮当局が江華島海上に現れたカワセミなどの群れをもって「スパイ船」や「怪奇な物体」などと騒いだことに言及。共和国の気勢に驚いた南の統治者は極度の不安と恐怖を感じているため、飛ぶ鳥を見ても誰かの「浸透」と錯覚して騒いでしまうと指摘した。(朝鮮通信)
南朝鮮検察当局は10日、李会昌ハンナラ党総裁の実弟で元経済研究所所長の李会晟容疑者を、政治資金法違反容疑で逮捕した。昨年12月の「大統領」選挙当時、同党の「大統領」候補だった李総裁の選挙活動のため、国税庁次官らを通じて企業に選挙資金提供を要求、20数社から計150億ウォン(約15億円)を違法に集めた疑い。
祖国平和統一委員会(祖統委)スポークスマンは9日に談話を発表し、4日に起きた南朝鮮空軍部隊の地対空ミサイル発射事件について、次のように非難した。
南の国防部長官は、整備作業員が点検中に誤射したもので、電子回路の異常によるものだと弁明したが、決して誤作動による事故などではない。事件が共和国に対する米国の軍事的圧殺策動と時を同じくしていることは明白で、戦争を誘発させる南当局の計画的な挑発策動から生じたものだ。事件は、南当局が米国の策動に加担し、北侵戦争の導火線に火を付けたも同然の挑発的な先制射撃である。われわれは、外勢とともに共和国にミサイル攻撃を加えようとした南当局の無分別な戦争策動を、国の平和を破壊して戦争を引き起こす反民族的行為と見なし、非難する。(朝鮮通信)
朝鮮労働党中央委員会は5日、スペイン共産党第15回大会に祝電を送り、両党の友好協力関係が今後も一層発展すると確信すると指摘した。
また、最高人民会議常任委員会の金永南委員長は6日、フィンランドの独立節に際してアハティサーリ大統領に祝電を送った。(朝鮮通信)