東京で金剛山歌劇団舞踊特別公演
金剛山歌劇団舞踊特別公演「金剛山の舞姫たちvol.2」(同実行委主催)が17日、東京の新宿文化センターで行われ、総聯中央の徐萬述第1副議長、許宗萬責任副議長と各副議長、同胞、日本市民ら約1500人が観覧した。昨年に続き、共和国の代表的な振付師、白煥栄氏(国立民族芸術団所属)が創作した舞踊作品をはじめとする10演目が披露された。
公演のために訪日し、約1ヵ月間直接指導した白氏は「今回の公演が在日同胞たちに喜ばれ、また、朝・日両国の友好に少しでも寄与できたことを嬉しく思う」と語った。
2部構成の公演では、日本から朝鮮へと渡っていく鶴の姿に祖国への思いを託した群舞「カゴパ(行きたい)」、朝鮮舞踊の中で最も代表的な作品に数えられる群舞「扇の舞」や群舞「剣の舞」などが披露された。
公演を観覧した小金忠さん(神奈川県在住、53)は「躍動感に溢れたエネルギッシュな公演でとても感動した。生き生きとした動作から朝鮮の芸術の素晴らしさを感じとれた」と感想を述べた。
尹文子さん(埼玉県在住、55)は「若い世代や日本の人々の様々なニーズに合わせながらも、民族芸術をたっぷりと披露してくれたと思う」と話していた。