「潜水艇浸透事件」は、緊張あおる反北謀略/祖国平和統一委員会スポークスマン
祖国平和統一委員会スポークスマンは18日、南朝鮮当局が再び反北謀略事件をねつ造し、軍事的緊張を激化させているのと関連して、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。
米帝国主義者は最近、第2の朝鮮侵略戦争計画である「5027作戦計画」を掲げ、共和国を軍事的に抹殺しようとしている。これと時を同じくして、南当局が南海岸で再び「北潜水艇浸透事件」をねつ造し、われわれを挑発したことについて注目せざるを得ない。
南当局は12月17日午後11時15分ごろ、全羅南道麗水沖で「潜水艇」1隻を発見、交戦の結果、「潜水艇」は沈没し、潜水服を着た遺体1体を回収したとし、現在、南朝鮮海岸全域で「珍島犬1」を発令して検索警戒態勢を強化していると騒いだ。当局は今回も「北の浸透」として既成事実化し、われわれに責任をなすり付けている。
これらは、西海の江華島海岸でねつ造した「北の船舶浸透」事件や、同島沖で鳥の群れを見て「怪物体」発見と騒いだ反共反北謀略策動の続きであり、われわれとは何の関係もない。
南当局は米国の反共和国戦争政策に便乗し、北侵戦争挑発の口実を探そうと必死だ。今回の「北潜水艇浸透事件」も、このような目的によるでっち上げであることは論じる余地もない。
われわれは、南当局が反共謀略策動を続けることに対し、これ以上傍観できず、断固たる措置を講じるであろう。南当局が軽挙妄動しないよう厳重に警告する。(朝鮮通信)