sinboj_hedline.gif (1986 バイト)

98年度朝・日体育人の新春懇親会


 1998年度朝・日体育人懇親会が1月23日、都内のホテルで行われ、総聯中央の呉亨鎮、金守埴の両副議長、在日本朝鮮人体育連合会の白宗元会長(共和国オリンピック委員会副委員長)をはじめ在日同胞体育関係者と、日本オリンピック委員会(JOC)の八木裕四郎専務理事(長野五輪日本選手団団長)、長野五輪組織委(NAOC)の佐藤貞夫総務局次長、日本射撃協会の菊池陞会長、日本中学校体育連盟の黒木ひかる専務取締役をはじめ日本体育協会、各協会役員ら130余人が参加した。

 白会長があいさつし、昨年、日本で開かれた各競技の国際大会に出場した共和国選手と、在日朝鮮蹴球団をはじめ在日同胞の選手が収めた成果に言及した。

 中でも、昨年から参加が認められた中体連主催の全国大会で、初挑戦にして近畿代表となり1勝を上げた東大阪中級サッカー部、ウェイトリフティングで日本新記録をマークし優勝、3位に入賞した北海道の中級部生徒らの活躍を強調。朝鮮学校生徒の目覚ましい活躍は、公式大会参加という明確な目標ができたことが励みになったからだと、実現に尽力した関係者に謝意を表した。長野五輪への共和国の参加を機に、朝・日スポーツ交流がさらに発展することを願うと述べた。

 続いてJOCの八木専務理事と、NAOCの佐藤事務局次長がそれぞれあいさつ。共和国の長野五輪参加を熱烈に歓迎し、「冬季五輪史上最大規模となる今大会で、共和国選手と日本選手の活躍を期待したい」(八木氏)などと話した。