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青年商工会第3回総会/ネットワーク構築、着実に進展


 在日本朝鮮青年商工会第3回総会が1月31日、東京・文京区の東京朝鮮会館で行われ、総聯中央の許宗萬責任副議長、青商会中央の宋元進会長をはじめ各地方の代表らが参加した。

 総会では、30の都道府県組織、53の地域組織を結成するなど、ネットワークの土台構築に努めてきた第2期までの活動を総括し、第3期の活動方針を採択。゙吉守副会長(群馬県青商会会長)が新会長に選ばれたのをはじめ、新役員が選出された。

 許責任副議長があいさつし、金正日総書記の95年5月24日付書簡「在日朝鮮人運動を新たな高い段階へと発展させるために」を貫徹し、運動を21世紀を展望したものに転換していく決意を述べ、その柱となる青商会が期待に応えてくれることを確信すると語った。

 宋会長が「青年商工会を新たな時代が求める大衆的な愛国組織として築くことについて」と題して報告。第2期の活動について、組織網を整備し、それらの組織が多様な活動を行い、相互に交流する中で、「青商会に所属する期間だけでなく、10年後、20年後にも生きる人生の財産」としてのネットワークが、会員の間で着実に構築されてきたと語った。

 第3期については、青商会が同胞青年の志向とニーズに応える組織となる上で決定的に重要な期間だと指摘。 @人材、財政、情報を備えた事業・組織体系の確立(35の都道府県組織と100の地域組織の完備) A同胞青年の民族自主精神を育むための「青商会(KYC)セミナー」などの定期開催 B同胞青年の生活を擁護し同胞社会に寄与する大衆運動 C祖国統一と社会主義建設への寄与 D財政的な自立――を中心課題として提起した。また、今期は東京で「ウリ民族フォーラム」を開催することにも言及した。

 総会では、5人の地方・地域代表が活動経験について討論。続く全員参加による自由討論で、今後の活動方針を巡り活発な意見交換が行われた後、全会一致で報告が採択された。

 総会に続き、第3期第1回中央幹事会が行われた。

 なお総会には、自由民主党の山崎拓政務調査会長、民主党の鳩山由紀夫幹事長、経団連の内田公三事務総長をはじめ、日本の人士から祝電が寄せられた。

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  青商会中央第3期人事は次のとおり(カッコ内は地方組織役職)。

会長 ゙吉守(群馬県会長)
副会長 金永浩・財政監事兼任(西東京会長)
金永浩(福岡県副会長)
尹吉恵・財政監事兼任(北海道副会長)
尹太(大阪府副会長)
朴秀蔓(京都府会長)
崔英俊(兵庫県副会長)
朴栄二(愛知県副会長)
許明男(三重県会長)
幹事長  李洪一