ニュースフラッシュ
核撤廃共同声明発表を評価/外交部軍縮平和研究所
南で整理解雇制導入へ/失業者激増も
人権活動家徐俊植氏を保釈
金永南副総理に労働英雄称号
白頭山賞体育競技大会が開幕
赤道ギニア首相に祝電/洪総理代理
米はアジア支配戦略放棄を/労働新聞
共和国外交部軍縮平和研究所スポークスマンは6日、朝鮮中央通信社記者の質問に答え、世界各国の首脳経験者らが核兵器撤廃を訴える共同声明を発表したことについて、次のように指摘した。
声明は、核撤廃に対する世界の人民の要求と念願を反映しており、国際的な核軍縮への努力に肯定的影響を与えるだろう。こんにち、冷戦と軍事的対決状態が続く唯一の地域は朝鮮半島である。これは、米国が南朝鮮に軍隊を駐屯させ、共和国に反対する軍備増強と核威嚇を続けていることに原因がある。朝鮮半島で冷戦を終わらせ、平和を保障するためには、米国が朝米基本合意文の公約通り、共和国に無条件の核不使用・安全保証を与え、南朝鮮への「核の傘」提供を撤回し、駐南米軍を撤収しなければならない。(朝鮮通信)
南朝鮮の労働界、企業、政府・政党の代表で構成される金融危機対策の協議機関「労使政委員会」は6日、現・次期「政権」が打ち出している整理解雇制の2月中の導入で合意した。導入に猛反発していた労組側は、導入問題で譲歩した代わりに、政治活動の認可や公務員・教員労組の合法化などを勝ち取った。しかし、従業員解雇の合法化により、失業者が今後、激増すると見られる。
ソウルの市民団体「人権運動サランバン」代表で、昨年11月に「国家保安法」違反容疑で逮捕、起訴された人権活動家、徐俊植氏が5日、ソウル地裁の決定により保釈された。
4日の共和国中央人民委員会政令は、党と国家の重要な職責を長年務め、党の強化発展と国の国際的権威を高めるのに貢献した金永南・政務院副総理兼外交部長に、70歳の誕生日に際し、共和国労働英雄称号と金メダル、国旗勲章第1級を授与すると発表した。(朝鮮通信)
白頭山賞体育競技大会が4日、平壌のバスケットボール競技館で開幕し、金仲麟書記、張徹副総理らが開幕式に参加した。平壌、恵山、三池淵などで2月末まで、バスケットボール、卓球、ボクシング、柔道、レスリング、フィギュアスケート、水泳など約20種目が行われる。(朝鮮通信)
3日発朝鮮中央通信によると、洪成南総理代理は再選された赤道ギニア共和国のドゥガン首相に祝電を送り、両国間の友好協力関係が引き続き発展するものと信じると指摘した。 (朝鮮通信)
労働新聞2日付は論評で、コーエン米国防長官が先のアジア歴訪で、軍事的協力の強化と米軍のアジア関与政策の必要性を力説したことについて、次のように非難した。
米、日、南朝鮮などが参加する軍事ブロックがアジア太平洋地域での米国の安保戦略の柱になるとの発言は、新たな軍事ブロック形成を念頭に置いたものだ。米国は米軍と追従諸国で軍事ブロックを形成し、アジア支配戦略実現の道具にしようとしており、武力で共和国を圧殺し、アジアの国々への軍事的統制権を実現しようとしている。米国は時代錯誤的なアジア支配戦略を捨てて平和の立場に立ち戻るべきだ。(朝鮮通信)