長野五輪/ショートトラック女子500メートル チョン選手、16位
【長野発=本社取材班】 共和国選手が出場する長野五輪のショートトラック女子500メートルと男子500メートル、スピードスケート女子1000メートルが19日、長野市のホワイトリングとエムウェーブでそれぞれ行われた。
ショートトラック女子500メートルはチョン・オクミョン選手が16位に入ったのを最高に、ファン・オクシル選手が22位、ハン・リョニ選手が32位(ノーフィニッシュ)。また同男子500メートルは予選1組のハン・サングク選手、5組のユン・チョル選手ともに4位で予選突破ならず、スピードスケート女子1000メートルはキム・オクフィ選手が36位、キム・ジョンフィ選手が37位に終わった。
今大会、最もメダルの期待が高かったショートトラック女子500メートル。同胞応援団が大声援を送る中、予選第1組に出場したチョン選手は2位で予選を突破し、先陣を切った。しかし、続く3組のハン選手が3位につけていた3周目でまさかの転倒。5組のファン選手も2位に0.007秒差で惜しくも敗退した。
唯一予選を勝ち抜いたチョン選手は、準々決勝でもスタートから2位をキープする安定した滑りを見せた。そのまま逃げ切れるレース展開だったが、ラスト1周を迎えたコーナーでトップをかわそうと加速した時、前方選手に接触し、バランスを崩して転倒。「勝ち気」が裏目に出る結果となったが、初の五輪で16強入りを果たした。