ニュースフラッシュ
IAEA代表団が訪朝/朝米基本合意文履行の第9回協議
米NGO連合代表団も/米政府の支援食糧分配問題を協議
共和国外交部代表団、欧州歴訪へ
連合会議の提案支持/最高人民会議の楊議長
「黄金の三角州銀行」新ビル竣工/羅津―先鋒で
李副主席、イタリア党首らと会見
共和国獣医防疫法制定/畜産業発展で意義
朝米基本合意文履行のための第9回協議に参加する国際原子力機関(IAEA)代表団が24日、平壌入りした。(朝鮮通信)
米国の非政府組織(NGO)連合代表団が21日、平壌に到着した。同代表団は米政府の委任により、共和国に寄贈する食糧20万トンの分配に関する実務的問題を共和国水害被害対策委員会と協議する。(朝鮮通信)
オーストリア、フランス、ポーランド、ハンガリーを歴訪する共和国外交部代表団(団長=金昌龍副部長)が21日、空路平壌を出発した。(朝鮮通信)
楊亨燮・最高人民会議議長は22日、共和国政党・団体連合会議が18日に講じた措置を支持し、談話を発表した。
楊議長は談話で、連合会議の措置は民族の志向と情勢の要求を反映した愛国愛族的で正当な対策であり、南の政治家たちに覚醒を促し、民族の和合と団結を図るための愛国的な呼びかけだと指摘した。そして、南の政治家たちが民主主義と統一を願うならば、南北関係の発展で最大の障害となっている「国家保安法」を無条件撤廃し、「国家安全企画部」を完全に解体すべきだと強調。南の政党、団体が、共和国側の愛国的な呼びかけに積極的に呼応するものとの期待を表明した。
朝鮮社会民主党中央委員会の金炳植委員長も23日、支持談話を発表した。(朝鮮通信)
23日発朝鮮中央通信によると、羅津―先鋒自由経済貿易地帯で唯一の外国為替銀行として営業している「黄金の三角州銀行(ゴールデン・デルタ・バンク)」の新店舗ビルが竣工した。
同銀行は20余年前、国家貿易銀行羅津支店として開業、自由経済貿易地帯開発の本格化にともない95年2月から現名称に変更し、仮店舗で営業していた。登録資本は3000万ドル。中国、マカオ、日本、ロシア、ドイツなどの銀行と対外決済業務を行っている。今後、平壌、延吉、ウラジオストクに支店を出す予定。(朝鮮通信)
李鐘玉副主席は20日にイタリア平和と社会主義のための闘争組織のマウロ・カザディオ書記長、19日に世界民主青年連盟のハルチャンド・シン書記長と、平壌の万寿台議事堂で会見した。
朝鮮労働党の金仲麟書記も20日にブラジル十月革命運動代表団、19日にネパール善意党代表のデベンドラ・ミシュラ中央委員と、それぞれ同議事堂で会見した。(朝鮮通信)
18日発朝鮮中央通信によると、共和国獣医防疫法が新たに制定された。獣医防疫事業を現実発展の要求に沿って改善、強化するための原則と方途が記され、第1章「獣医防疫事業の基本」、第2章「動物疾病の予防と治療」、第3章「動物伝染性疾病の伝播防止」、第4章「獣医防疫事業に対する指導統制」の4章51条からなる。
同法の採択は、草食家畜の飼育を奨励する共和国の畜産業の発展、人民の健康保護において重要な意義を持つ。(朝鮮通信)