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総聯中央副議長、共和国政党・団体連合会議提案支持で談話


 総聯中央の徐萬述副議長は2月27日、共和国政党・団体連合会議の提案を支持する要旨次のような談話を発表した。

 2月18日、平壌で開かれた共和国政党・団体連合会議は、現情勢の要求に則して南北が団結して自主的に民族の前途を切り開くための対策について討議し、南朝鮮政党、団体に手紙を送った。

 連合会議は、南北関係の新たな転換的局面をもたらし、祖国統一の明るい前途を開くための対策として、南朝鮮で外勢依存を排撃し、反北対決政策を連北和解政策に転換する勇断を下し、南北間の共存、共栄、共利を図るための意思を示すよう促した。また、民族自主と大団結の原則から、民族の前途を共に開くことを心から願うなら、南朝鮮政党、団体をはじめ誰とでも対話と協議を行う用意があると言明した。

 私は、連合会議の提案が民族的和解と団結、統一に対する全同胞の一致した念願と転換期を迎えた統一情勢の要求を反映した最も時期適切で公明正大な重大措置であるとして、これを全在日同胞の名で全的に支持、歓迎する。

 連合会議の提案は、いつになく正しい決断と選択が要求される時期に出された現実的対策であり、これが実現さえすれば、最悪の状態にある南北関係が改善され、祖国統一促進において新たな転機がもたらされることは疑いない。

 朝鮮民族は今、民族的団結と統一の明るい道を開いていくのか、それとも最悪の南北対決関係を持続させていくのかという重大な岐路に立たされている。

 在日同胞をはじめすべての内外同胞が一致して願うのは、凍てついた南北関係が1日も早く改善され、和解と団結、対話と統一の道が開かれることだ。

 われわれは、今こそ南朝鮮政党と政治家が過去の反民族的、反統一的政治がもたらした結果から教訓を得て、正しい決断を下す時だとみなす。

 祖国統一の扉を開くためには、単なる政権交替だけではなく、政策転換と統一志向的な実際的措置が取られなくてはならない。

 南朝鮮の政治家たちは、連合会議の提案を受け入れ、反北対決政策の連北和解政策への転換に取り組むべきだ。

 とくにわれわれは、民主主義と統一に逆行し、南北関係改善と祖国統一実現を実際的に妨げている「国家保安法」と「国家安全企画部」のような制度的措置を至急、除去するよう強く主張する。

 われわれは、連合会議の愛国愛族的な提案の精神に則して北と南、海外同胞と手を固く結び、祖国統一の転換的局面を開くため、あらゆる努力を尽くすだろう。