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朝鮮大学校第40回卒業式/祝福の中429人が社会へ


 朝鮮大学校(東京・小平市)第40回卒業式が10日、行われ、名誉学長である総聯中央の韓徳銖議長と許宗萬責任副議長をはじめ権淳徽副議長、南時雨学長、中央団体・事業体の責任者、卒業生、教職員、父母らが参加した。

 まず、許責任副議長が共和国から送られた祝電を紹介した。

 続いて韓議長が祝辞を述べ、金正日総書記推戴後、初めてであり、共和国創建50周年を迎える歴史的な年に同胞社会に巣立つ卒業生に対する、総聯と在日同胞の期待は大きいと強調。さらに21世紀の在日朝鮮人運動は卒業生たちにかかっているとし、在日朝鮮人運動を新たな高い段階に発展させるために、青春と情熱を燃やし、愛国の代をしっかり継いでいくことを期待すると激励した。

 南学長が学事報告を行い、4年制学部283人、師範教育学部136人、研究員10人の計429人の全卒業生1人1人に卒業証書を手渡した。

 また、卒業生16人に共和国教育委員会の表彰状、28人に総聯中央の表彰状が授与されたのをはじめ、16年間、15年間、14年間の各最優等生と朝大4年間最優等生に、卒業論文賞を受賞した22人(21編)、朝青活動とサークル活動で模範となった19人にそれぞれ朝大表彰状が授与された。また総聯の各本部・機関から寄せられた祝電の紹介、卒業生が大学に残す記念品の目録贈呈などが行われた。

 政治経済学部の姜栄峰さんが卒業生を代表して決意表明し、金正日時代の在日朝鮮人運動を担う人材として、3、4世の主体性と民族性を固守していくために全力を尽くすと述べた。

 式後、卒業生による記念公演が披露され、父母らの参加のもと祝賀宴が行われた。