ニュースフラッシュ
対話阻む反統一分子の除去を/朝鮮中央通信
FAO駐朝新任代表が着任/金外交部長が歓談
全良心囚の即時釈放を/南の特赦で民家協
経済事情で在外代表部を30%縮小
駐ナイジェリア新任大使に李仁錫氏
パキスタン首相に慰問電/台風被害で洪総理代理
共和国への人道支援継続で合意/日本のNGO
17日発朝鮮中央通信は、南朝鮮新「政権」の統一部長官に康仁徳が就任したことについて、次のように非難した。
康はかつて南の情報謀略機関で南北の和解と対話を妨害する先鋒隊の役割を担い、統一対話の一方である共和国の政治体制への中傷を最近まで続け、反共・反北対決意識が染み込んだ極右保守勢力であることを示した。このような者が統一の転換期に統一主管のポストに就くとは、現「政権」の対話と統一の意志を疑わざるを得ない。統一部を名実共に統一専門機関にするという現「政権」がこのような者を起用しては、南北対話は決して進展せず、統一を願う民族に失望をもたらすだけだ。統一のための対話と協力を現実のものにするためには、康のような反統一分子が1日も早く退かなければならない。(朝鮮通信)
金永南副総理兼外交部長は16日、着任した国連食糧農業機関(FAO)のクレシ・アジマル・マフムード駐朝新任代表から信任状を受け取り、歓談した。(朝鮮通信)
南朝鮮の市民団体、民主化実践家族運動協議会(民家協)は16日、当局が13日に実施した特赦・復権措置と関連してソウルのキリスト教会館で会見し、良心囚全員の即時釈放を訴えた。会見には今回の特赦で釈放された良心囚らも参加し、全良心囚の15%しか釈放されなかったことに失望したと語った。
共和国外交部スポークスマンは14日、在外代表部を一部撤収する措置を講じたことと関連して朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。
数年続きの自然災害で経済全般が深刻な被害に遭い、食糧事情をはじめ国の経済状態が極めて困難であり、これに乗じて共和国周辺でただならぬ動きも生じるなど、情勢にも重大な影響が及んでいる。共和国は当面の緊張した情勢に対処し、経済事情が解決されるまで在外代表部を30%程度、縮小調節することにした。(朝鮮通信)
14日発朝鮮中央通信によると、共和国中央人民委員会政令により、駐ナイジェリア新任大使に李仁錫氏が任命された。(朝鮮通信)
13日発朝鮮中央通信によると、洪成南総理代理はこのほど、パキスタン・バルーチスタン州の台風被害と関連してミアン・モハマド・ナワズ・シャリフ首相に慰問電を送った。 (朝鮮通信)
共和国への食糧支援活動を行っている日本の非政府組織が12日、東京・早稲田の日本キリスト教会館会議室で緊急連絡会を開き、今年も人道主義的立場から支援を行うことで合意した。
参加団体は日本国際ボランティアセンター(JVC)、曹洞宗国際ボランティア会(SVA)、日本キリスト教協議会(NCC)、日本キリスト教青年会同盟(YMCA)、ラブ・アンド・ピース、地球の木、ピース・ウインズ・ジャパンなど。総聯中央の代表が要請文を手渡し、朝・日に国交がなく人的交流も制限される中での人道支援に感謝するとともに、支援の継続を求めた。