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「参政権」は民族性を否定/総聯福岡県本部代表、山崎政調会長に要請


 総聯福岡県本部の鄭泰文委員長が19日、東京・千代田区の自民党本部会館で福岡県選出の衆院議員、山崎拓政調会長を訪ね、民団が繰り広げている「参政権」の立法化に反対する強い立場を表明した。

 鄭委員長は、県下の同胞らが「参政権」に反対する署名運動を繰り広げているとしながら、「国際化」、「共生」の美辞麗句で飾られた「参政権」は民族性を否定する道だと指摘し、内政不干渉の立場を堅持すること、今緊要な問題は朝・日関係の改善であることなどを説明した。

 山崎政調会長は、要請の趣旨を理解したとしながら、政治家として日朝国交正常化の早期実現と在日朝鮮人の権利拡大のために尽力したいと答えた。