同胞法律・生活センター、社会保険労務士が相談員に
東京・上野の「同胞法律・生活センター」では24日から新たに、各種社会保険の書類作成・提出を代行する社会保険労務士(国家資格)が相談員に加わる。健康保険、厚生年金、労働災害などの相談を受ける態勢が整うことになる。
昨年12月に業務を開始した同センターは、弁護士、司法書士、税理士、ブライダルカウンセラー、就職カウンセラー、行政書士など同胞専門家の協力のもとに、国籍、相続、婚姻、金銭貸借、交通事故など様々な相談を受けて来た。
新たに相談員に加わることになった、社会保険労務士の金真由美さん(42)は、「在日同胞社会でも高齢化が進むなか、在日朝鮮人としての問題意識を持って、保険や年金、労使問題などで同胞の生活安定を図れるよう努力していきたい」と抱負を語っていた。
なお相談員は曜日ごとの交替制で、社労士は金曜日。
問い合わせ 同センター TEL 03−5815−5424