太陽節に際し多彩な行事
4月の春親善芸術祭典が開幕
金日成主席の誕生日である4月15日(86周年)の太陽節に際し、共和国内をはじめ海外でも多彩な記念行事が行われている。一方、第16回4月の春親善芸術祭典が8日、平壌の4・25文化会館で開幕(〜18日)し、9日に市内10余ヵ所で初公演が行われた。(朝鮮通信)
4月の春親善芸術祭典には、李鐘玉副主席をはじめ関係部門の活動家、各国の代表団と代表、芸術団、海外同胞の芸術団、そして共和国駐在の各国外交代表と大使館員らが参加した。
祭典組織委員会委員長の張徹副総理兼文化芸術部長が開幕の辞を述べ、今回の祭典は太陽節が定められてから初めて開催される祭典として極めて意義深い国際的な大芸術祭になると指摘し、祭典が立派に行われるものとの確信を表明した。
次に李鐘玉副主席が祝賀演説を行い、共和国政府は自主、平和、親善の理念に基づき各国との親善と団結を強化し、文化交流をさらに発展させることで人類の文化建設に積極的に貢献していくと強調した。
中国政府文化代表団団長の孟暁駟文化次官、ロシア・アレクサンドロフ軍隊協奏団のL・E・マレフ団長が祝賀演説を行った。
9日夕には平壌市内の10余の劇場で公演が始まり、張徹、金福信、金允赫の各副総理、国家科学技術委員会の崔希正委員長、財政部の尹基貞部長、普通教育部の金英仁部長、平壌市行政経済委員会の梁万吉委員長など関係部門の活動家と市民、また共和国駐在の各国外交代表と大使館員、海外同胞らが観覧した。
万寿台芸術劇場では、これまで60余カ国を巡回公演したロシア・アレクサンドロフ軍隊協奏団、平壌国際映画会館ではネパール芸術団、平壌大劇場では在日朝鮮人芸術団、青年中央会館では日朝音楽芸術交流芸術団などの公演が披露された。
また同日、平壌曲芸劇場では中国、カナダ、ベトナム、ドイツなどの曲芸俳優、朝鮮人民軍曲芸劇場ではロシア、モンゴル、キューバなどの曲芸俳優らによる公演が催された。
料理祭典や写真展/映画祭、記念切手も
一方、太陽節に際し、平壌の人民文化宮殿で第6回料理祭典が行われ、高麗ホテルや清流館、玉流館など全国のサービス部門から850余人の料理士らが参加し、朝鮮料理を出品した。
6日には主席の偉大性に関する人民武力部の発表会が平壌市内で行われ、朝鮮人民軍の趙明禄政治局長、金永春総参謀長らが参加した。
また7〜18日までの映画上映期間には、主席の革命活動の生涯と業績を示す記録映画「偉大な歴史」、劇映画「朝鮮の星」「民族の太陽」などが上映される。
さらに中央写真展が2日に開幕したほか、逓信部からは9種類の切手が発行された。
各国でも記念行事
外国でも太陽節に際して記念行事組織委員会が作られ、ガイアナでは第19回チュチェ思想全国討論会、インドでは記念集会、モンゴルでは文化の夕べ、パキスタンでは記念講演会、ネパールとインドネシア、民主コンゴ、チェコでは映画会などが行われた。