朝鮮大学校で入学式
朝鮮大学校の今年度入学式が10日に行われ、362人の新入生が同大学の門をくぐった。
入学式では総聯中央の権淳徽副議長があいさつし、今年の新入生への総聯組織や同胞、父母の期待はいつになく大きいと語った。
また、在日朝鮮人運動が半世紀にわたり代を継いでこれたのも、朝大で有能な民族幹部を育ててきたからだと指摘。新入生は今後、大学生活を通じて主体性と民族性を確固と育てていって欲しいと話した。
さらに権副議長は、21世紀に活躍できる人材の育成を目指し、大学の事業を時代の要求に合わせて画期的に発展させていかねばならないと述べた。
また、南時雨学長が362人(4年生学部237人、師範教育学部125人)の新入生と、朝大卒業生6人を大学研究院に受け入れたと報告。彼らが祖国の統一と繁栄に寄与できる人材に育つよう全力を尽くしたいと語った。
続いて、政治経済学部に入学した「俊烈さんが、新入生を代表して決意表明。愛国の第1世代が築いた業績を今後も輝かせることができるかどうかは、21世紀にはばたく3、4世の活躍如何にかかっているとしながら、民族の代、愛国の代を継いでいける能力を身に付けたいと語った。
入学式では、共和国教育委員会、金日成総合大学、金亨稷師範大学、総聯の各機関からの祝電が紹介された。