中小型発電所、3ヶ月間で全国に130ヵ所完成
中小型発電所(1万キロワット以下)を自力更生の精神で多数建設した慈江道の模範に沿って、共和国各地で中小型発電所が多数建設されている。
9日発朝鮮中央通信によると、今年に入ってから3月末までに、全国各地で130余基が新たに完成した。
労働新聞3月29日付によると、黄海北道遂安郡では郡内の里や農機械制作所、灌漑管理所など各単位で発電所建設を進めている。同郡では建国50周年を迎える9月までに、60余ヵ所で発電所を建設して数千キロワットの発電能力を保証する計画。4月中旬までには31ヵ所(計数百キロワット)で発電所が完成する予定だ。
一方、慈江道和坪郡で建設されている富南発電所は、チャソン江に堤防を築いて貯水池を作り、水を導水路に流して落差を利用して電気を生産する堤防式水力発電所。現在、工事は全体の90%を終えた。完成すれば郡内の電力需要を保証することになる。
平壌では3月27日、全国電力部門の熱誠者会議が開催され、中小型発電所をすべての部門と単位で建設し運営するための対策を提起した。