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金日成主席誕生86周年/東京で在日本朝鮮人中央大会


 金日成主席の誕生86周年記念在日本朝鮮人中央大会が14日、東京・北区の東京朝鮮文化会館で行われ、総聯中央の韓徳銖議長と各副議長をはじめ総聯活動家、同胞、青年学生らが参加した。参加者らは主席の誕生日である太陽節を祝うとともに、金正日総書記の指導のもと在日朝鮮人運動を新たな高い段階へと発展させるべく、総聯18全大会に向けて「百日間運動」をさらに力強く展開していく決意を新たにした。なお大会に先立ち、韓議長は主席の生涯を綴った写真展を見て回った。

 あいさつした韓議長は、金日成主席の数ある業績の中で特記すべきはチュチェ偉業の継承問題を解決したことだと指摘。金正日総書記が総聯と在日同胞を賢明に指導し、熱い愛情を寄せている中、総聯の民族的愛国運動が1、2世から3、4世にしっかりと引き継がれていると述べた。

 そして、すべての総聯活動家と同胞は総書記の指導に従い、主席の遺産とも言える総聯をより強化、発展させ、祖国と民族、同胞の民族的尊厳と権利のために献身していくだろうと語り、若い新世代を21世紀の民族愛国事業の主人公として立派に育てる重要性について強調した。

 続いて権淳徽副議長が報告し、主席の生涯は、チュチェ思想の旗印のもと、朝鮮革命と世界の自主偉業を勝利の道へと前進させてきた革命家の歴史だと指摘。チュチェ思想の創始、朝鮮労働党と人民軍の創建、総聯の結成など主席が築いた業績に言及した。さらに主席の指導と愛情は金正日総書記に受け継がれているとし、総書記の指導のもと、在日朝鮮人運動で築き上げた主席の業績を永遠に輝かさなければならないと述べた。

 また太陽節を迎えたわれわれの心は、共和国創建50周年を祝い、総聯18全大会を開く今年の総聯の活動で新たな転換を起こす決意に満ちていると指摘。総聯活動家と同胞は、「100日間運動」にさらに拍車をかけ、支部と分会を拠点にした全大衆的な運動として展開し、広範な同胞の中に深く根を下ろした愛国愛族組織に総聯組織を一新して、内外反動の反民族反同胞的な策動を打ち破り、民族性が固守され同胞愛で結ばれ団結した在日同胞社会をさらに強化発展させなければならないと強調した。そして総聯活動のすべての分野で新たな転換を起こすことで、総聯18全大会を誇らしく迎えようと述べた。

 大会では総書記に送る手紙が朗読された。第2部では金剛山歌劇団による記念公演が行われた。