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各地同胞ら太陽節記念のイベント


 太陽節に際し、各地の総聯本部、支部、分会で記念イベントが相次いでいる。

 太陽節を祝う滋賀県同胞たちの集いが12日、大津市の滋賀朝鮮初中級学校で開かれ、350余人が参加した。総聯県本部では毎年、金日成主席の誕生日を各支部別の花見などで祝っていたが、今年は制定後初めての太陽節とあって、県下の同胞が一堂に会し祝おうと集いを企画した。

 1部では記念大会が行われ、総聯県本部の高元允委員長が報告。主席を永遠の太陽として敬い、金正日総書記の指導のもと、総聯滋賀県組織の愛国運動で新たな転換を起こすことについて述べた。

 2部の野遊会では、同胞らが支部、分会ごとに集まり、焼肉を食べながら懇談した。舞台では、朝青員による合唱をはじめ、滋賀初中の生徒が出演したチャンダンノリと舞踊、文芸同京都舞踊クラブの踊り、女性同盟のオモニらによる民謡メドレーが次々に披露され、歌に合わせて踊りの輪が広がるなど会場は終始賑わった。また5万円の旅行券やテレビデオなどが当たる抽選会も好評だった。

 毎年、4月15日になると祖国に向かい、主席に祝賀のあいさつをするという総聯湖東支部管下の趙潤来さん(76)は、「主席が逝去されて悲しい日々を送ったが、いつまでも悲しんではいられない。今後も主席の誕生日に際してこのように同胞が集まって、われわれの貴重な組織と学校を守っていかなければならない」と話していた。

 また総聯千葉県千葉支部の花見が同日、市原市の「こどもの国」で行われ、同胞や日本市民ら四百余人が集まった。

 同支部ではこれまで主席の誕生日に際し、管下の8つの分会ごとに花見を開いていたが、今年は制定後初の太陽節を記念して支部単位で行った。

 なかでも検見川分会からは、100人を超える同胞と日本市民らが大型バスで会場に駆け付けた。金構吉分会長は「千葉初中が近くにあるわが分会では、学校を中心に近所の住民、日本学校の教員らと交流を深めている。今後も同胞の強いつながりの中で、交流の幅をどんどん広げていきたい」と話していた。

 また5日と12日には総聯奈良県本部、山口・下関支部、東京の北支部、新宿支部、文千支部千駄木分会、中央江東支部辰己分会、葛飾支部御花茶屋分会、上平井分会、金町・柴又合同分会、総聯西東京・中部支部、南部支部多摩分会、埼玉・中部支部などでそれぞれ花見が行われた。