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訪朝のWFP事務局長、国際社会に食糧支援呼びかけ


 11日発朝鮮中央通信は、世界食糧計画(WFP)のバーティーニ事務局長が7日から11日まで訪朝したことについて、次のように報じた。

 事務局長は滞在期間、相次ぐ自然災害の影響による共和国の一時的な食糧不足の現状を把握し、人道的支援実現における実務問題を協議した。

 事務局長は平安南道、江原道、黄海北道を回り、託児所、幼稚園、病院、労働者や事務員の家庭を訪問し、WFPが提供した食糧の分配状況を把握。WFPなどの国際機関と慈善団体が提供した食糧が、食糧難に陥っている住民に供給されて生活に役立っており、WFPの農業生産協力対象が成果を収めていることに満足を表した。

 また、国家の食糧在庫量が枯渇した現状で、食糧不足が今後数ヵ月間もたらす結果に深刻な憂慮を表し、国際社会が支援要請に積極的に応じるよう求めた。(朝鮮通信)