堺朝鮮初級学校創立50周年で同胞スポーツフェスタ
堺朝鮮初級学校創立50周年記念・堺地域同胞スポーツフェスタが4月12日に行われ、同胞と生徒ら200余人が参加した。
同校は6月1日で創立50周年を迎えるが、フェスタはこれを機に、若い世代を中心に幅広い同胞の結束をはかり、生徒数増など学校の運営内容を向上させていく目的から企画された。総聯大阪・堺支部、学校、若い同胞の会である「マウム(心)会」、朝青、女性同盟、オモニ会で事務局を構成し、とくに若い同胞らを中心に準備を進めた。
第1部のスポーツ競技は近隣の日本学校で行われ、同胞らはバレーボール(女性)やソフトボール(男性)、生徒と父母がいっしょに参加したキックベースなど各種競技を楽しんだ。
堺初級運動場に場所を移して行われた第2部では、総聯支部の崔鶴龍委員長が「若い同胞が多く集まったことは、民族教育の代が受け継がれている証しであり、大変喜ばしい」とあいさつ。参加者らは七輪を囲んで焼き肉をつつきながら、分会や所属機関別に歌や踊りも披露、和気あいあいの一時を過ごした。
なお同校では8月9日には、創立50周年を記念する集いを開く予定。