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福岡商工会結成45周年記念の集い


 福岡県商工会結成45周年記念の集いが4月26日、福岡市内のホテルで行われ、総聯中央の崔秉祚副議長、商工連合会の金甲鎮理事長、総聯福岡県本部の鄭泰文委員長、県商工会の金春純会長ら同胞と日本人士550余人が参加した。

 県商工会の崔有福理事長が報告し、45年の歴史を感慨深く振り返った。結成当時は50人の会員と6人の役員しかいなかったが現在は11の地域商工会と4つの経理室を設けた立派な経済団体として、同胞商工人の権益をしっかり擁護していると指摘。そして45周年を新たな飛躍と前進の契機にして、今後も同胞によりいっそう密着した活動を行っていこうと呼びかけた。報告の間には、県商工会が結成された当時のビルの全景写真など、時代の節目を思わせるスライドも写し出され、参加者に大きな感銘を与えた。

 2部では祝賀宴が催され、自民党筆頭副幹事長の太田誠一衆院議員、社民党の中西績介衆院議員、吉村元秀福岡県議ら内外人士がそれぞれ祝辞を述べた。また沖縄出身のミュージシャン、喜納昌吉さんが九州朝鮮歌舞団とともに、朝鮮の民謡「アリラン」や自身のヒット曲「花」を披露した。

 県商工会結成当時、総務部長を務めていたという黄根培さんは、「同胞の権益を守る経済団体として立派に成長した商工会の姿を見て、微力ながら自分の力が発展に寄与できたことを誇りに感じる」と話した。