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南労働者、整理解雇制撤廃を求め集会、デモ


 南朝鮮の全国民主労働組合総連盟(民主労総)所属の労組員と失業者、「韓国大学総学生会連合」所属の大学生ら3万5000人はメーデーの1日、ソウルの宗廟公園で「第108周年世界労働節記念行事」を開催し、整理解雇制や勤労者派遣制の即時撤廃、企業の不当労働行為に対する取り締まり、金融危機の責任者処罰、財閥改革の実施を金大中「政権」に訴えた。参加者はこの後、明洞聖堂までデモ行進した。

 しかし、警察は126の部隊、約1万7000人の警察官を投入して行進を妨害し、催涙弾を乱射。10余人が負傷、17人が連行された。催涙弾の使用は金大中「政権」発足後初めてだ。

 民主労総は同日夜、明洞聖堂で声明文を発表し、「『国民の政府』と銘打つ金大中『政権』が自らの本質を露にした。法的な手続きを踏まえた平和的な集会を、警察は暴力で解散させようとした」と非難した。

 

労働新聞、職総などが南現「政権」を非難

 労働新聞3日付は今回のデモについて、国際通貨基金(IMF)の要求に従って整理解雇制などを導入した当局に対する怒りの爆発だと指摘し、現「政権」の弾圧を非難した。

 朝鮮職業総同盟スポークスマンも同日、非難声明を発表した。 (朝鮮通信)