ニュースフラッシュ
7月26日に最高人民会議代議員選挙/常設会議決定
光州人民蜂起18周年で記念行事/遺族、市民ら
静岡県民会議代表団などが訪朝
雇用安定求め集会・デモ/民主労総と「韓国労総」
日本の「慰安婦」判決控訴を非難/朝鮮中央通信
朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常設会議は20日、最高人民会議代議員選挙を実施することに関する次のような決定を採択した。
共和国最高人民会議常設会議は次のように決定する。共和国社会主義憲法第90条に従い、共和国最高人民会議第10期代議員選挙をチュチェ87(1998)年7月26日に実施する。(朝鮮通信)
南朝鮮人民の民主化抗争を全・盧軍部ファッショ勢力が弾圧し、2000人の光州市民が虐殺された1980年5月18日の光州人民蜂起から18周年を迎えたのに際し、市民団体の集会や行事が光州市内の各地で開かれた。
5・18遺族会主催の追悼祭が17日午前、望月洞犠牲者墓地で営まれ、犠牲者の遺族や市民ら500人が参席。夕方には全羅南道庁舎前広場で前夜祭が催され、2万人の市民が参加した。18日には遺族や労働団体が光州駅前で集会を行い、2000人の参加者が犠牲者を追悼した。「政府」も同日、望月洞犠牲者墓地で記念式典を催したが、金大中「大統領」は欠席した。
吉井行雄常任委員を団長とする金日成主義研究会代表団、四国チュチェ思想研究会の名田隆司会長、愛知県朝鮮人強制連行真相調査団メンバーの伊藤孝司氏が17日、船で元山に到着した。また、菊田昭氏を団長とする日朝友好静岡県民会議代表団も18日、平壌に到着した。一方、日朝長野県民会議の清水勇会長を団長とする、朝鮮大水害被災者を支援する長野県の会代表団が18日、平壌を出発した。(朝鮮通信)
南朝鮮の全国民主労働組合総連盟所属の労組員6000人は16日、ソウル・宗廟公園など4ヵ所で「雇用安定・民衆生存権争取のための労働者決意大会」とデモ行進を行い、整理解雇制撤廃などを金大中「政権」に強く訴えた。また「韓国労働組合総連盟」所属の労組員3000人も同日、ソウル駅前で「公共部門労働者の生存権死守のための全国労働者大会」を開いた。
14日発朝鮮中央通信は論評で、日本政府を相手に訴訟を起こした南朝鮮出身の元「従軍慰安婦」3人に1人当たり30万円の賠償支払いを命じた山口地裁の判決を不服として、日本政府が8日に広島高裁に控訴したことを非難。「慰安婦」犯罪は日本の組織的犯罪であり、21世紀を目前にして、これをいかに清算するかが日本を論じる試金石の一つとなると指摘した。(朝鮮通信)