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金正日総書記の祝電


 金正日総書記が5月22日、在日本朝鮮人総聯合会第18回全体大会に送った祝電の全文は次のとおり。(朝鮮通信)

 

        ◇      ◇        

 私は、すべての在日同胞の高い愛国的熱意と祖国人民の大きな関心の中で開かれる在日本朝鮮人総聯合会第18回全体大会に際し、大会参加者と70万在日同胞に熱烈な祝賀を送ります。

 総聯第17回全体大会があった時からこんにちに至る3年間は、在日朝鮮人運動の歴史でかつてなかった厳しい試練の時期であり、総聯活動家と各界各層の同胞が必勝の信念と不屈の闘志を持って愛国運動をたゆみなく前進させてきた時期でありました。

 総聯活動家と在日同胞は、内外反動が共和国に対する孤立圧殺策動を繰り広げ、総聯を崩壊させ、在日朝鮮人運動を挫折させようと悪らつに策動した厳しい条件においても、総聯第17回全体大会が提示した愛国課題を遂行するため献身的にたたかい、在日朝鮮人運動の新たな発展のための頼もしい保証を整えました。

 総聯は、当面の情勢の要求に即して、各組織内にチュチェの思想体系と指導体系を確固とたて、活動家と同胞を、金日成主席を永遠に高く戴き、社会主義祖国を忠誠で支えていく熱烈な愛国者としてりっぱに準備させました。

 総聯は、支部を強化し大衆団体の役割を高め、新しい世代をはじめ各界各層の同胞との活動を大きく改善し、団結した力で内外反動の反総聯策動を打破して組織を固く守りました。

 総聯は、在日同胞の民族的尊厳と生活上の権利を積極的に擁護し、祖国の社会主義建設を力強く支援して、民族大団結の旗印のもとに祖国統一運動を全同胞的な大衆運動として拡大発展させました。

 総聯は、自己の崇高な愛国活動を通じて社会主義祖国に対する忠実性とチュチェの海外僑胞組織の威力を発揮し、チュチェの革命偉業の勝利のための神聖なるたたかいの道で輝かしい偉勲をたてました。

 私は、総括期間、総聯が複雑な情勢と厳しい環境の中でも心を一つにして固く団結し、自己の前に提起された愛国課題を輝かしく遂行したことを高く評価し、すべての総聯活動家と在日同胞に熱い感謝を送ります。

 総聯第18回全体大会は、チュチェの革命偉業が新たな転換期に入り、朝鮮人民が栄えある祖国、朝鮮民主主義人民共和国創建50周年を勝利者の大祝典として輝かせるため、力強くたたかっている歴史的な時期に行われる意義深い大会であります。

 総聯活動家と在日同胞は、偉大な領袖金日成同志が創建して輝かせたチュチェの社会主義祖国の海外公民としての高い民族的誇りと自負心を持って、在日朝鮮人運動で主体性と民族性を固守し、主体的な愛国運動方針を徹底的に貫徹して祖国統一運動をはじめすべての愛国活動で新たな転換をもたらさなければなりません。

 祖国の統一と隆盛繁栄に貢献するのは、総聯と在日同胞の崇高な民族的義務であり、栄誉ある使命であります。総聯は、主席の祖国統一遺訓を掲げ、愛国愛族の旗印、祖国統一の旗印のもとに各界各層の広範な同胞大衆をまとめ、祖国統一のための主体的愛国力量を確固と整え、在日同胞の中で社会主義祖国を擁護して愛国至誠を尽くし、わが国、わが祖国をより富強にするのに貢献する大衆運動を力強く繰り広げなければなりません。

 総聯は、在日同胞の民族性を守り、民主主義的民族権利を擁護し保障するためのたたかいを積極的に繰り広げ、日本人民をはじめ世界各国人民との親善団結を強化し、朝鮮人民の正義の偉業を支持する連帯運動がより力強く行われるようにしなければなりません。

 現実発展の要求に即して在日朝鮮人運動を発展させ、愛国活動で新たな転換をもたらすには、総聯組織を強化し、その役割を高めなければなりません。

 総聯は、活動家と同胞の間でチュチェ思想教育を強化し、組織の中でチュチェの思想体系と指導体系をより徹底的にたて、すべての活動家と同胞を総聯愛国活動に献身する真の愛国者に育てることに引き続き大きな力を注がなければなりません。

 総聯は、幹部隊列と核心陣地を強固に整え、支部と分会、階層別大衆団体の役割を高め、すべての活動家が同胞大衆の中に深く入り組織政治活動を力強く繰り広げ、祖国と民族を愛する各界各層の在日同胞をより多く結集させ、在日朝鮮人運動の大衆的地盤を強固にしなければなりません。総聯は、主席の指導を高く戴き愛国の1世が成し遂げた愛国愛族の伝統を代を継いで輝かせるよう、新進核心力量を展望性をもって整え、新しい世紀の主人公である同胞青年に正しいチュチェの民族観、祖国観を与え、彼らが祖国と民族に対する熱烈な愛と献身的服務精神を抱き、チュチェの一路で真に生を享受できるようにしなければなりません。

 総聯の愛国偉業は正当であり、いかなる力も、社会主義祖国に対する絶対的な信念を抱きチュチェ思想の旗印のもとで歩む総聯と在日同胞の力強い前進を阻むことはできません。

 私は、総聯第18回全体大会が在日朝鮮人運動を新たな高い段階に強化発展させるうえで画期的な契機になると信じ、大会活動でりっぱな成果があることを祝願します。