ニュースフラッシュ
各地で最高人民会議選挙委員会が組織
不信と対立もたらした南地方選挙/朝鮮中央通信
公安委員会代表団、マレーシアなど訪問へ
南の政策に自主性感じられず/「政権」交代100日で労働新聞
江原道地域で高潮被害/田畑冠水など各部門に影響
ユーゴとクロアチア首相に祝電/洪総理代理
南北が統一祈願礼拝開催合意/基督教団体、8月に
各地で最高人民会議選挙委員会が組織
6日発朝鮮中央通信は、共和国最高人民会議第10期代議員選挙の準備が各地で活発に行われていると報じた。各級人民会議代議員選挙法施行細則に従い、道(直轄市)、市(区域)、郡で選挙委員会が組織され、また朝鮮人民軍をはじめ軍事部門でも選挙委員会が組織された。 (朝鮮通信)
5日発朝鮮中央通信は、4日に行われた南朝鮮地方選挙について論評し、地域感情や政党間の中傷合戦に政策公約が埋もれ、葛藤と対立、不信という後遺症を残したまま終わったと指摘。選挙に対する総体的評価は「国民」の無関心であると強調した。(朝鮮通信)
マレーシアとラオスを訪問する共和国公報委員会代表団(団長=呉成鉄副委員長)が4日、平壌を出発した。(朝鮮通信)
労働新聞4日付は論評で、南朝鮮で「政権」交代から100日が経過したことと関連して、次のように指摘した。
南統治者の政治に自主性は見られない。すべての政策を外勢に依存し、外資に依存して破たんした経済も外資で蘇らせようとし、軍事でも「米国との連合防衛態勢」の維持を唱えている。民族内部問題である南北対話も米日などとの「緊密な協議」を通じて行うという。ファッショ悪法と暴圧機構もなくさずにむしろ機能強化を企み、北側の正当な提案と誠意ある努力に反統一と反北対決戦争策動で応えたことで、祖国統一の道も遠ざかった。この100日間は、彼らが掲げる「国民の政府」の看板が何らの価値もなく、前任者の反民族、反民主、反統一政策を踏襲していることを実証した。南当局者は今からでも、民族自主と和解、統一へ政策転換をすべきだろう。(朝鮮通信)
江原道地域が2日から3日にかけて高潮の被害に見舞われた。朝鮮東海で13〜18メートルの北東風と3〜4メートルの高波、170ミリ以上の大雨に高潮が重なり、江原道をはじめ東海沿岸で、農村部門や水産部門など各部門が多大な被害を被った。
3日現在、安辺、通川、高城など江原道の各郡では、田植えを終えたばかりの数千ヘクタールの水田、今月から来月にかけて収穫する予定だった小麦や大麦、じゃがいもの畑が冠水。灌漑水路や道路は破壊され、数百本の電柱が倒壊、数十隻の船が破損した。被害地域では緊急に救援活動を行うとともに、被害状況を調査中である。(朝鮮通信)
3日発朝鮮中央通信によると、洪成南総理代理はユーゴスラビアのブラトビッチ新首相に祝電を送った。また、5月30日発朝鮮中央通信によると、クロアチアの国慶節に際してマテシャ首相に祝電を送った。(朝鮮通信)
朝鮮基督教徒連盟中央委員会の招請により、南朝鮮基督教教会協議会の共同会長一行が5月26日から6月2日まで訪北した。両団体は共同合意文を採択し、民族大団結と祖国統一の理念の下、往来と接触、対話と連帯活動を積極的に行う立場を表明、祖国統一祈願礼拝を8月15日直前の週に行うことで合意した。(朝鮮通信)