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東京、大阪、兵庫など総聯各本部で大会


 総聯第18回全体大会決定を実行するための各地方本部第18回大会が相次いで開かれている。東京都本部大会(6日)が東京・北区の東京朝鮮文化会館で、大阪府本部大会が東大阪市の大阪朝鮮文化会館(7日)で、兵庫県本部大会が神戸市の東神戸朝鮮初中級学校(同日)でそれぞれ開かれた。各大会では18全大会決定に従い、前期の活動を総括。今後3年間の活動方針と課題を打ち出した。21日まで随時、その他の本部でも大会を開く。

 東京都本部大会には総聯中央の徐萬述第1副議長と河泰弘組織局長、都本部の「秉斗委員長ら代議員が参加した。

 大会では「委員長が活動報告を行い、8人の代議員が討論。運動を新たな高い段階に発展させるための課題として、活動家と同胞の主体性と民族性を固守し、生活と権利を守り、組織を大衆的な愛国組織に築いていくことを提起した。

 大会では金守埴委員長が新たに選出された。

 徐第1副議長が結語を述べ、今後重視すべき課題について @民族性をテーマに広範な同胞を結束させる A総聯組織を、若い世代をはじめ広範な同胞の中に深く根を下ろした大衆的な愛国組織に強化、発展させる―の2点を強調。さらに活動スタイルを徹底的に基層組織重視型に変え、支部と分会を強化し、その役割を高めることにすべての力を集中すべきだと指摘した。

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 大阪府本部大会には、総聯中央の徐第1副議長と府本部の呉秀珍委員長ら代議員が参加。

 呉委員長が報告し、在日朝鮮人運動の運命を左右する今後の3年間に、活動家と同胞の団結をいっそう強化し、「継承、創造、発展」のスローガンを掲げ、運動をより力強く展開していくことを呼びかけた。

 大会では8人の代議員が討論。呉秀珍委員長が再選された。

 徐第1副議長が結語を述べ、総聯大阪は在日朝鮮人運動において、とても重要な位置にあると指摘した。さらに活動家と同胞の団結力をさらに強化することを強調し、全同胞的大衆運動を力強く繰り広げることで活動の一大転換の契機を開いて行かなければならないと述べた。

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 兵庫県本部大会には、総聯中央の許宗萬責任副議長と県本部の崔寿龍委員長ら代議員が参加した。

 崔委員長が報告し、この3年間は、内外反動による反総聯策動が展開されるなか、阪神・淡路大震災の被害を一日も早く克服し、兵庫の愛国運動を前進させなければならない厳しい時期だったと指摘。それでも活動家と同胞らは金正日総書記に対する信念を抱き、一心団結した力で貴重な成果を達成したと述べた。

 大会では、7人の代議員が討論。李文伊委員長が新たに選出された。

 許責任副議長が結語を述べ、3、4世が過半数を占める今の同胞社会で、組織も活動も、運動も若い世代に合わせて転換することを強調。若い世代を愛国愛族の旗じるしのもとに結束させ、民族性を守り、同胞の生活と権利を擁護し奉仕する組織を築かなければならないと述べた。