ニュースフラッシュ
連邦制統一方案が最も合理的/労働新聞
リムパック９８は北侵戦争演習/朝鮮中央通信
ニュージーランド戦略研究センター代表団訪朝
長者山賞体育大会が開幕/普天堡松明賞も
米は「相互防衛条約」破棄を/労働新聞
東条礼賛の映画上映を非難/朝・日友好親善協会
労働新聞９日付は論評で、北と南に異なる思想と制度が存在する朝鮮の現実に沿って統一問題を解決する最も合理的な方途は、高麗民主連邦共和国創立方案に基づいて統一を実現することだと指摘した。論評は、階級的に対立する制度と政府が存在しても、それを超越して共同の努力を傾ければ、単一民族統一国家を創立することは可能であり、南朝鮮執権者に真に統一の意志があるならば、この方案を肯定的に受け取れない理由はないと強調した。（朝鮮通信）
６日発朝鮮中央通信は、リムパック９８太平洋合同軍事演習が７月初旬から１ヵ月間、米軍主導のもと、日本や南朝鮮など各国が参加して行われることについて論評し、南朝鮮当局が言う「有事」とは北侵戦争を意味するものだと非難した。
また、労働新聞８日付も、同演習はアジアの平和と安全に対する厳重な脅威だと指摘。共和国を主な攻撃目標に定めていることは、朝鮮半島「有事」に備えて日本の自衛隊と南朝鮮軍の活動がより鮮明になっている事実が示唆していると述べ、米国が真に朝鮮半島とアジアの安保を望むなら、演習を中止すべきだと指摘した。 （朝鮮通信）
ニュージーランド戦略研究センター代表団（団長＝テレンス・オブリエン所長）が６日、平壌に到着した。一方、ベラルーシで開かれる鉄道協力機構第２６回閣僚会議に出席する朝鮮鉄道代表団（団長＝朴容錫鉄道部長）が８日、平壌を出発した。（朝鮮通信）
朝鮮少年団創立５２周年に際し、全国の人民学校が参加して行われる長者山賞体育競技大会が５日に開幕した。金日成競技場で開幕式が行われ、朝鮮労働党の金仲麟書記ら関係者、平壌市内の学生が参加した。また４日には、普天堡松明賞体育競技大会が開幕し、南浦体育館で開幕式が行われた。（朝鮮通信）
労働新聞４日付は、米国と南朝鮮が「相互防衛条約」を改正しようとしていることについて論評し、米国は不当な「条約」を改正ではなく破棄すべきだと強調した。論評は、米国は南朝鮮と東アジア地域に配置した１０万人の米軍を基本戦力にして、西側諸国の進出を阻止し、同地域での支配的地位を維持しようと企んでおり、その「法的根拠」として米・南の「相互防衛条約」を改正しようとしていると指摘。共和国の軍事的圧殺を狙ったこの危険な改正劇を決して許さないと非難した。（朝鮮通信）
朝・日友好親善協会スポークスマンは３日、第２次世界大戦のＡ級戦犯、東条英機を賞賛し、過去の侵略史を美化する映画が日本で上映されていることについて、談話で次のように非難した。
東条は朝鮮人民をはじめアジアと世界の人民に多大な災難を強いた日本軍国主義の頭目であり、歴史の審判を受けＡ級戦犯として処断された者である。このような者を「英雄」に仕立て上げ、第２次世界大戦が「アジア諸国の独立に寄与」した「自衛のための戦争」だと言うのは、罪悪に満ちた過去の歴史を隠し、謝罪と補償を免れることに目的があり、これは朝鮮やアジアの人民に対する冒とくである。（朝鮮通信）