「韓総連」第6期出帆式で宣言文が発表
ソウル大で5月29日に行われた「韓国大学総学生会連合」(「韓総連」)第6期出帆式で宣言文が発表され、今後も自主、民主、統一を目指してたたかうと強調した。
宣言文では、現「政権」は前「政権」に劣らぬ外勢依存、売国排族行為のみが目立ち、変わったものは何もないと指摘。政治、経済、文化における自主権行使のため、駐南米軍の占領と米国の干渉に反対し、徹底した反米闘争を繰り広げることが指摘された。
「国家安全企画部」解体、「国家保安法」撤廃、良心囚釈放を訴え、「韓総連」の分裂瓦解を企む現「政権」に抗してたたかうことや、失業対策整備や整理解雇制撤廃など正当な要求の実現を目指す労働者のたたかいに積極的に連帯することも強調された。
祖国統一を目指すたたかいでは、現「政権」が実質的な政策転換をし、南北関係を改善して民族の和解と団結を成し遂げ、統一の局面を切り開くよう促していくことが強調された。
一方、金泳三前「政権」の「韓総連」瓦解工作によって「韓総連」脱退に追い込まれた127の大学がこのたび再加盟した。これで、現在の加盟大学総数は177となった。