共和国の政党・団体代表者会議、民族団結の大祭典を提議
8月14、15日板門店で
共和国の政党・団体代表者会議が10日、平壌で開かれ、金正日総書記が明らかにした民族大団結5大方針を貫徹する当面の対策を討議。朝鮮労働党中央委書記の金容淳・最高人民会議統一政策委委員長の報告に続き、各代表が討論した。
会議では、民族大団結5大方針は南北間の関係が解決されず、内外の分裂主義勢力の策動が強まる現実を考慮し最も合理的で現実的な団結の方途を示したことで、民族的団結と統一への近道を整えていると指摘。また祖国解放53周年に際して板門店で北と南、海外が参加する「民族の和解と団結、統一のための大祭典」の開催を提議し、南朝鮮と海外の政党、団体、各界人士が積極的に応じるものとの期待を表明した。
会議では、同祭典準備委員会を構成し、民族和解協議会会長の金英浩・朝鮮社会民主党副委員長を準備委員長に選出した。
会議では、南朝鮮と海外の政党、団体、各界人士に送る書簡を採択。書簡は8月14、15の両日に板門店で同祭典を開催することを提議し、民族の自主と団結を志向し祖国統一に志を共にする北と南、海外の政党、団体、各界人士が政見と信仰、所属に関係なく誰でも参加できると指摘した。また祭典では同胞団結大会と民族統一芸術祭典、各界同胞による交歓会のような民族的団結を図る様々な行事も組織できようと言及、政治家、経済人、教育・文化・芸術人、宗教人、労働者、農民、青年学生、愛国人士に対しても板門店で会うことを呼びかけた。
民族和解協議会を結成/金英浩会長を選出
共和国の政界、社会文化界、宗教界など各界の団体と人士は8日、平壌で「民族和解協議会」を結成、朝鮮社会民主党の金英浩副委員長を会長に選出、副会長と委員を決めた。同会は国と民族を愛し、祖国統一を願う南朝鮮と海外の各団体、人士との往来と接触、対話と協力を積極的に推進していく。(以上朝鮮通信)