女性同盟中央代表、自民党議員に朝鮮学校の処遇改善への協力要請
女性同盟中央の盧民愛国際部長と趙英淑子女教養部長が12日、東京・千代田区の衆議院議員会館を訪れ、自民党の野田聖子議員に朝鮮学校の処遇改善への協力を求めた。
2人は席上、在日朝鮮人の民族教育の歴史、朝鮮学校で学ぶ生徒と父母らの志向について述べ、国際化のすう勢から見ても朝鮮の子どもたちが自分たちのルーツを確認する朝鮮学校は法的に保証されるべきだと指摘。そして日弁連が2月に、国立大学の受験資格、私立学校の教育補助など、朝鮮学校をはじめ外国人学校への差別状況を重大な人権侵害と認定し、日本政府に是正を勧告したことについて言及。野田議員が差別解消のために努力してくれるよう求めた。
自らもインターナショナル・スクール卒業生である野田議員は、朝鮮学校に対する差別は許せない、子供たちの未来に障害をもたらす差別はすぐなくさなければならない、互いに協力して運動を行っていこうと答えた。