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総聯群馬・西毛支部代表、高崎市長に朝鮮学校の処遇改善を要求


 総聯群馬・西毛支部管下の活動家と同胞らは5月21日、高崎市に対し、朝鮮学校の処遇改善を要求した。

 一行は松浦幸雄市長と面会。去る2月、日本弁護士連合会が日本政府に対し、朝鮮学校への制度的差別の是正を勧告した内容を説明。市が、朝鮮学校卒業生への国立大学受験資格認定を実現するために尽力すること、私立学校並の助成金を支給することを求め、要望書を手渡した。

 これに先立ち5月17日民族教育権を拡大する運動を活性化させるための集会が、群馬朝鮮初中級学校で開かれた。

 集会では、田成培総聯県本部委員長が、日弁連勧告の内容を説明。同胞が一丸となって、教育権拡大運動を推し進めようと訴えた。

 民族教育大阪府対策委員会の蔡成泰事務局長が講演し、自治体からの補助金の増額を達成してきた同対策委員会の経験について話した。

 また9日には、同校で公開授業が行われ、地域住民らに朝鮮学校の現状をアピール。運動への協力を訴えた。