ジュエリー・アーティストの李景愛さんが個展/東京で
ジュエリー・アーティスト、李景愛さん(東京・足立区在住)の個展が7〜9日、都内のホテルで行われた。
李さんがデザインし、一部は制作も手がけた300余点のジュエリー作品が展示された会場には、3日間で延べ100余人が訪れた。
2世ではあるが、ジュエリーのデザインに民族性がにじみ出ていると評される李さんの作品。「李さんがデザインしたものでなければ」という固定ファンも多い。作品を通じて朝鮮民族の歴史と伝統を感じてもらうことが、今回の個展開催の目的の一つでもあった。
会場を訪れた人たちは「日本にはたくさんのジュエリー・アーティストがいるが、自らの民族性をジュエリーデザインで表現している李さんは貴重な存在だ」「独特な表現が心に響いてくる」「在日朝鮮人の持つパワーを感じる」などと感想を話していた。
李さんは「今後、多くの2世、3世がこの分野で力を発揮してくれたら」と語っていた。